9月を迎えました。大型台風が相次いで発生し、「今までに経験したことがない」と表現される暴風や大雨のニュースが連日のように報じられています。本格的な台風シーズンを迎え、万全の備えが必要になってきました。

 初代内閣安全保障室長を務め、退官後は「危機管理のプロ」として評論活動をつづけた故・佐々敦行さんは、危機管理の要諦を「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」と述べていました。もともとは要人警護に際して、起こりうる最悪の事態を想定してそれに備え、いざ何か起きれば必ず防いでみせるという前向きな信念をもって冷静にことに臨めという意味ですが、災害時にもそのまま通用する教訓として今、注目を集めています。

 台風に備えるにあたっても、あらゆる事態を想定して非常食などを準備し、避難経路や避難場所、情報の受発信手段なども確保して、万一のときにはスピード感をもって対処することを心がけたいものです。

雨や台風の合間を縫っての稲刈りとうすひき作業